PRUSA MK4 IGUS Drylin化プチ改造 [Day 2]

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://sami.jp/hobby/prusa-mk4-igus-drylin%e5%8c%96%e3%83%97%e3%83%81%e6%94%b9%e9%80%a0-day-1/ target=]

全ての部品が届いたので改造開始です。

こちらが現在のMK4。
LCDと電源はエンクロージャの外に設置しているので
すごくシンプルな見た目になっています。

この時点でヒートベッドまでの高さは73.5mmほど。
レール交換で影響がでそうなのであらかじめ計測しておきました。
あれ?でも高さが変わったら印刷の有効範囲に影響あるのかな?その辺の情報下調べせずに始めてしまいました。

まずはヒートベッドの取り外し。
Prusa MK3S+、MK4と2台もキットを組み立てたのでメカニカルな部分は適当に分解しても大丈夫という認識。
そもそもPRUSAのキットは精度も良く、造形も利用者に理解しやすい構造になっているのでとても勉強になります。

順番に分解してゆきます。
底上げしている金具などは影響しないのでプレートをいきなり外してOKです。

外した部品の流用も多いので無くさないように注意。
プレート裏のベアリングを全て撤去。

プリント部品以外に準備するボルトやナットはナイロン推奨だったため指示通りナイロンパーツを使用。
耐久度的には少し心配ですが、振動対策には良さそう?

印刷パーツの上にレールを敷いてTナットで固定。
Y軸に関してはパーツ数も少なくサクサク終わってしまいます。
あとは分解したパーツを逆の手順で組み立てるだけ。

全てのネジを締め直しレール交換は無事終了。
プレート設置後、手でY軸を動かしてみた印象は純正のベアリング時とあまり変わらない感じ。
スルスル動いちゃう!みたいな期待がありましたがそんな事はありませんでした。

最後に高さを計測。
75.5mm
2mmほど上がっています。
造形物の最大高さが減少するでしょうから今後注意しなくてはいけないかもしれません。

このあとテストプリントをしてみたのですが、特に問題なく動作しております。
ただ、なんとなくY軸のキャリブレーションをしてみた結果、かなりの頻度でエラーになります。
恐らくレールを固定する印刷パーツによって、最前部の10mmほど手前で止まるような構造になっているのですが、
ほんの僅かに既定の数値に届かない印象。


パーツを作り直そうか考えていたのですが5回に1回くらいテストをパスするのでとりあえず様子見です。

ちなみにこの時点で体感として駆動音が小さくなっているのがわかります。
とはいえ大幅な改善・・・とまでは行かないので過剰な期待は禁物ですが・・・

本日はここまで。
次回はZ軸の交換をする予定です。

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://sami.jp/hobby/prusa-mk4-igus-drylin%e5%8c%96%e3%83%97%e3%83%81%e6%94%b9%e9%80%a0-day-3/ target=]

TOP