Original Enclosure DIY [Day 1]

狭いリビングにだって置きたいんだもん!必要最小限・まぁまぁローコストな3Dプリンター用エンクロージャーをつくろう!

新しいエンクロージャをつくろう!

先日行ったPRUSA MK4のプチ改造によって、今まで利用していたエンクロージャーに
不満が湧き出したので、ここで完全オリジナルなエンクロージャーを作成することにしました。

何故エンクロージャが必要なのか

素材にもよりますが成型時の温度管理で見栄え・精度に影響が出ます。
実際に比べても庫内(エンクロージャ内)の温度が高いほうが精度が安定するように思います。
特に成型温度の高いPC(ポリカーボネート)やPA(ナイロン)、温度管理が重要なABSなどにはエンクロージャは必須と言われています。

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何故エンクロージャを変えるのか

だって、ほら・・・
扉から本体が出せない&天井ギリギリなんです・・・

このエンクロージャーを選択した理由は、狭い設置スペースでMK4にフィットしたサイズ(W520 x D600 x H43.5)だったのが購入の決め手。
床に置けないのでIKEAラックとかは除外すると、その時は良い選択だったと思っています。
ですが思ったよりもフレーム自体が幅広だった事と、扉の形状によりMK4取出しは毎回エンクロージャーごと移動しなければいけないという事態に。
他にも隙間が多く温度管理という意味では不十分だったと思います。

と、いう事で利用期間は短かったのですが変更(自作)する事にしました。

新しいエンクロージャを想像しよう

超思いつきのみで始めてしまったので、他者の自作エンクロージャー制作などの情報はほぼ見ず、頭の中で設計図を引いてそのまま部材発注してしまうという、いつもの失敗ルートで進行しております。

その脳内設計図を元に発注した部材がだいたい集まってきたので制作スタートしたいと思います

素材はだいたいこんな感じ。

STEP1
購入部材の仮組

う〜ん、フレーム。
工業製品ぽくてちょっと好きかも。なんとなく考えている形状は伝わりますかね?

STEP2
設置場所に仮置き

実際の設置場所へ仮置き。うん、いい感じ!

今日はここまで。

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